
理事長児玉奥博
産業医科大学医学部卒業。慶應義塾大学病院、井之頭病院、慈雲堂病院などで研鑽を積む。患者とより近い関係性で時間をかけて接する機会を得たい、との思いから訪問診療を主としたクリニックを2022年に開業。緊急時には365日24時間体制で往診に対応している。内科、精神科、皮膚科を標榜し、多職種と連携を図りながら、精神疾患や認知症の診療にも注力中。
一人でも多くの人に幸せを届けるために
多職種と連携した訪問診療を提供しています
患者さんはもちろん、ご家族にも寄り添うことを大事にしています。
介護は肉体的にも精神的にも負担が大きく、生活をともにしているご家族は疲弊してしまいます。その負担を少しでも軽減することが、私たちの役割です。当院のモットーは、一人でも多くの人により多くの幸せを届けること。この「最大多数の最大幸福」を掲げて訪問診療を行っています。精神疾患や認知症の患者さんはご本人に病識がないため、受診を拒否するケースもあるでしょう。だからこそ、住み慣れたご自宅で診療が受けられることは、患者さんやご家族にとってより良い選択になるはずです。当院では、ケアマネジャーや訪問看護師のほか、薬剤師、地域包括支援センター、保健所など、多職種と密な連携を図り、患者さんとそのご家族が安心して快適な毎日を送れるようにサポートしています。また年齢を問わず、病気や障害などの理由で通院が困難な方は訪問診療の対象となる可能性があります。家庭内のみで解決する必要はありません。少しでも困ったことがあれば、まずは気軽にご相談ください。
院長宮澤森太郎
2018年、慶應義塾大学卒業。リハビリテーション医療を専門に研鑽を積む。理学療法士や作業療法士、さらには職業という垣根を越えたネットワークづくりの一環として、自身で飲食店を経営。利用客である児玉奥博理事長と出会い、地域医療への思いに共感。その後、分院の院長を任されることに。患者やその家族の希望を最優先に考えた訪問診療の提供をめざしている。
患者さんとご家族の希望を最優先に
自宅で快適に過ごすサポートをします
私の専門分野はリハビリテーションです。スポーツが好きで10年ほどバレーボールに打ち込んでいたこともあり、体を動かすために必要な筋肉や神経の機能、臓器に興味がありました。リハビリは回復期や慢性期の病棟、そして在宅医療が大きな舞台です。回復期病棟での勤務医時代、退院後の自宅での生活環境を整えるお手伝いをする機会が多く、やりがいを強く感じたことが地域医療に携わりたいと思ったきっかけの一つです。リハビリは身体の機能に働きかける分野ですが、精神機能を切り離して考えるのは難しいという思いを抱えているときに、精神科の分野を専門とする児玉理事長と出会いました。在宅医療の分野で私にできること、そして児玉理事長の専門分野をかけ合わせることで、より患者さんとご家族に寄り添った医療を提供できると考えています。医療の進化は日進月歩です。これは在宅医療にもいえること。ご自宅で提供できる医療は増えていますし、精度の高い治療も可能になりつつあります。住み慣れた自宅で快適に過ごしたいという思いを諦めないでください。
「最大多数の最大幸福」
一人でも多くの方により多くの幸せを感じてもらうために患者さんやご家族、関わるすべての人が幸せだと思える医療を提供します。
精神科・認知症にも
対応できる訪問診療
病状が進行し、意思疎通が困難な患者さんも治療次第で自宅で生活できる状態への改善も見込めます。まずはご相談ください。
リハビリテーション
医療
自宅で快適な生活を送れるように、リハビリの環境調整も行いつつ、患者さんとご家族の希望を最優先に考えた医療を提供します。
中国語にも対応
中国語・英語でのコミュニケーションが可能です。言語は一つの手段であり、心が通じ合える信頼関係の構築を第一に考えています。
訪問診療
ケアマネジャー、訪問看護師、介護ヘルパー、行政と連携を図ることで訪問診療は成立しています。患者さんやご家族の状況は家庭によってさまざま。何が一番良い環境なのかはそれぞれ異なります。だからこそ、大切なのは患者さんとご家族の希望を最優先すること。可能な限り希望に沿えるように尽力します。そして、すべての人が在宅医療を選択してよかったと思える医療をめざしています。
精神科
心の病ともいわれる精神疾患。病状や治療法によっては落ち着いてご自宅で過ごすことも可能です。時間をかけて丁寧に診療するのが当院の診療スタイル。また、患者さんを自分の家族だと思って接することを心がけています。そうすることで、家族に受けさせたい医療を提供することにつながり、より丁寧な診療につながっていくと考えています。困ったことがあれば、いつでもご相談ください。
認知症
少子高齢化が進む日本において、認知症はご高齢の方に多い症状の一つです。しかし、患者さん本人に病識がないことも多く、ご家族が受診を勧めても激しく拒否されるケースもあります。家庭内ですべて対応しようとしてしまうとご家族の負担が大きくなってしまうこともあるでしょう。患者さんはもちろん、ご家族の皆さんも快適な生活を送れるように多職種と連携しながらサポートします。
リハビリテーション医療
宮澤院長の専門分野であるリハビリテーション医療は、身体的な機能回復をめざすほか、必要に応じて精神科領域からのアプローチも行っています。また、ご自宅でリハビリテーションを行うことが可能かどうか、環境の整備にも注力していますので、まずはご相談ください。よりよい医療をお届けするために、ケアマネジャー、訪問看護師、介護ヘルパー、行政と連携し訪問診療を提供しています。
医療法人社団天照会 富士見こだまクリニック
東武東上線 ふじみ野駅